かつて、人々が住んでいた世界は魔法エネルギー「グローシュ」が満ちていた。 人々は大気中に浮遊するグローシュから魔法を使い、生活していた。 しかし、人々は太陽が異常をきたしたため、死の星と化した自分の世界を別の世界と 「重ね合わせ」た結果、グローシュは失われ、 魔法を使うためには2つの世界の歪みからもれるわずかなグローシュを使うほかなかった。  そしてしばらく後・・・この大陸には3つの国があった。 大陸の西に位置するローランディア王国は、隣国バーンシュタインと共同で魔法学院を創り、 平和的に魔法を活用しようとしていた・・・。 ローランディアの宮廷魔術師サンドラに拾われた少年は 「世を滅ぼす闇となる」「世界を救う光となる」と、相反する2つの暗示を受ける。  彼の将来を案じたサンドラは、自立できる年齢になるまで彼を王都の外へ出さず、 外界との接触も持たせぬようにしてきた。  そして、少年が17歳になった朝、彼女は彼に告げた。 旅立ちの日が来たこと、自分の目で世界を見てくるようにと・・・。 少年は初めて王都を出て、外の世界へ旅立つ。 それが、すべての始まりであることを知らないまま・・・。